はじめての方へ
皆様とのコミュニケーションを大切にし、
安心して治療を受けていただける医院です。
当院は、烏丸線今出川駅2番出口すぐにある心療内科・精神科クリニックです。
アルコール依存症、認知症をはじめ、うつ病、ADHDなどの発達障害、不安障害等(診療内容をご参照ください)の診療を行います。
皆様とのコミュニケーションを大切にし、治療方針や治療内容をわかりやすく説明し、安心して治療を受けていただけるよう、心がけています。どんなことでも、どうぞお気軽にご相談下さい。
診療内容
Treatment information
- うつ病
- アルコール依存症
- 認知症
- 発達障害
- 睡眠障害
- 適応障害
- 不安障害
- パニック障害
- 強迫性障害
- 統合失調症
- 躁うつ病
上記以外の症状でお困りの方もご相談ください。
アルコール依存症とは?
「飲まないつもりでもつい飲んでしまう」
「量を減らそう・止めようとしてもうまくいかない」
「仕事中など飲んではいけないような状況で飲酒する」…
この様に、飲酒を自分でコントロールできない症状があれば、アルコール依存症の可能性があります。
アルコール依存症は、意思が弱いとか、だらしないわけではなく、脳の病気なのです。
アルコール依存症の形成には養育環境や周囲のアルコールへの態度の他、
強いストレスや退職なども依存症を形成する多量飲酒のきっかけになります。
また、うつ病や不安障害、トラウマを抱えた人が、いわゆる自己治療としてアルコールを利用することで、
その結果として依存症の形成につながることもあります。
アルコール依存症の症状には、精神的依存であるコントロール障害の他、離脱期に出現する身体症状や精神症状も特徴として挙げられます。離脱期とは体内からアルコールが消失していく時期で、手の振るえ・発汗・嘔気・嘔吐などの身体症状の他、イライラ・気分の落ち込み・不眠などの精神症状がみられます。しかし、離脱期にみられる精神症状は、自己治療としてアルコールを利用している場合の抑うつや不安と混同されやすく注意が必要です。
アルコール依存症の治療は症状に応じて減酒または断酒を求められますが、自己治療として飲酒している場合、これら症状が更に悪化してしまう可能性もあるため、適切な薬物療法や、認知行動療法などの心理的アプローチも必要です。治療目標の一つである断酒や減酒を維持するためには、集団での治療や、自助グループ(依存症の人達が集まって互いに断酒継続を助け合う集まり)参加が効果的です。
これは他者からの共感を通して自己肯定感を高めることや、他者の姿を通して自分の病気への認識を深めることなどが目的です。
最終的には、アルコールを必要としない生活の実現を目指すことが回復への道のりとなります。
治療方針
Treatment policy
当院においては以下の方針を心がけて診察を行っております。
プライバシーに配慮した環境作りをします。
治療方針は、ご本人・ご家族と相談しながら決めていきます。
投薬が必要な患者さんには、副作用に注意しながら必要最低限で調整いたします。必要に応じて漢方薬の処方も行います。
科学的根拠に基づいた治療を心がけます。
丁寧でわかりやすい説明を心がけますが、質問・疑問があれば遠慮なくお尋ねください。
必要に応じて、お勤め先の産業医との連携を図ります。
原則として16歳以上の方を対象とさせて頂きます。また、18歳以下の方は、保護者の方と同伴での受診をお願いいたします。
受診のご案内
Medical information
初診の方へ
初めて当院を受診される方は、下記をご持参ください。
- 健康保険証
- 現在お薬を飲まれている方は、お薬手帳または現在服用中のお薬がわかるもの
- お持ちであれば自立支援医療受給者証、後期高齢者医療受給者証(公費負担がわかるもの)などの公費受給者証
- 各種手帳(精神障害者手帳、療育手帳など)
- 他院からのご紹介の方は診療情報提供書や、各種検査結果
初診の流れ
- ソーシャルワーカーが今の困りごとやこれまでの経過などについてお話を伺います(通常30分程度)。
その後、医師の診察があります(通常30分程度)。 - 一般的な問診のほか、血液検査、画像検査、心理検査をご提案することがあります。
- いまお困りの症状を軽減するために、その時点での診たてを説明し治療方針について相談しながら決めていきます。
画像検査や入院治療が必要な場合、専門性を要する場合は専門機関を紹介いたします。
予約について
- 初診、再診とも予約制です。
- 初診は1時間から1時間30分程度かかります。お時間には余裕を持ってご来院ください。
- 予約時間に遅れる場合やキャンセルされる場合には、必ずお電話でご連絡ください。
- ご連絡のない場合は他の方の診療が優先されることがあります。
- 診察状況によっては診察が遅れる事、順番が前後することがあります。
薬局・処方について
お薬は院外処方が基本です。
当ビル1階にも処方箋薬局があり、便利です。
診療に関する掲示事項
明細書について
当院では患者様への情報提供を積極的に行うため領収書の発行の際に診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。なお、明細書が必要ない場合はお申し出下さい。
一般名処方について
一般名処方とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。これにより、有効成分の同じお薬が複数あれば、先発医薬品・後発医薬品(ジェネリック医薬品)をご自身で選ぶことができ、特定のお薬の供給が不足した場合であっても、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。また、一般名処方を希望されない患者様につきましてはその旨をお伝えください。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用推進について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用に積極的に取り組んでいます。後発医薬品の採用に当たっては、品質確保・十分安全な情報提供・安定供給等、当院の定める条件を満たし、有効かつ安全な製品を採用しております。また、投与する薬剤が後発医薬品に変更する可能性もございます。後発医薬品に変更する場合は、患者様へ⼗分に説明いたします。後発医薬品の使用について、ご理解ご協力をお願いいたします。
時間外対応加算について
- 患者様が受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し必要な服薬指導を行います。
- 症状、病状に応じて、専門医師または専門医療機関への紹介をさせて頂きます
- 随時、健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じております。
- 保険・福祉サービスに係る相談に応じております。
- 診療時間外には、留守番電話にて常時対応できる体制を取っております。
上記取組から再診時に時間外対応加算を算定しております。これは時間外の診療所の体制に関する加算であり、再診料を算定するすべての患者様が対象であり、日中の診療時間中に受診した場合にも算定するものです。